日記のリンクをとんでいたら高3くらいの俺のような感じ(ちょっと違うけど)の人の日記を読んだので、ちょっとかいてみます。

これまで俺はいろいろな恥をかいてきました。中学校の時にマジックショーの司会をやってすべったり、大好きなあの子にいいとこ見せようとしたりしてね。

結構イタかった青春だと思います。でも元々ノーテンキな性格なのか、アホなのか、当時はあまり気にしていませんでした。

高2の時です。同じクラスにいて、顔も知ってるんだけど話はしないグループってありますよね?休み時間中にそのグループが「自分家のエロ本を持ってくる」みたいなことをしてたんですよ(男子校だったんで…汗)。

それである人がエロ同人持ってきたんですね。それでそのグループはお祭り騒ぎ(ある人以外はぜんぜん同人とか知らなかった模様)。テンションあがって「家にあんの全部持ってきてよ!」なんていってました。

んでそのある人は全部持ってきたんですね。大量に。そしたらそのグループの人はどん引きで、その人をいじめるようになりました。

表面は友達のようなんだけど、いないところではバカにしている。からかうのレベルではないバカにしかたです。最悪です。

俺はそれを止めることはできませんでした。どんなにむかついても、自分がそうされるのが恐くて出来ませんでした。

「やればできるなんて嘘っぱちだ!そうじゃねえだろ?やってみなきゃぁわかんねえ!そうだろ!?」

GOING STEADYの歌詞です。俺は曲は作った人が人になにかを伝えるためにあると思っています。そして好きな曲というのは自分の気持ちにシンクロした曲だと思っています

でも自分はあの人を助けてあげることもできない、戦争なんかも止める事が出来ずに、ただ自分の身がかわいいだけのちっちゃなやつだと思い知らされたのです。そして、自分がいかに調子に乗っていたのかも

それから俺は消極的になってました。もしかしたら小さなことで自分もいじめられるかもしれない、と。昔調子のってたから、みんな俺を嫌っているじゃないかな、とも。そう考えると笑い声がしただけで自分が笑われているように感じるんです。そしてどんどんネガティブな妄想にはいっていきました。

「こんなおれなんかは裏切られるにきまっている。なんて腐った世界なんだろう。もう死んでしまおうか」とも。

高3のときが一番やばかったですねぇ。受験も近づいてみんなピリピリしてましたし。

そこで友人に「これおもしろいよー」と勧められてエヴァを見ました。前の日記に書いたとおり、みたことはあるんだけども内容は知らない状態だったので、のめりこんでいきました。

そこでストーリーの意味を考えてる内に、自分自身と向き合ってみようと思いました。俺は結構シンジに似てるんですよ。近づきたいんだけど、うらぎられるのが恐い状態です。

でも俺は友人みんなが大好きです。みんないいやつです。だからたとえ裏切られたとしても俺が相手を信じることで、相手も信じてくれるんじゃないかな、と。そう思ったんです。

今でも世界は腐ってると思います。終わらない戦争、弱者が虐げられて強者が私腹を肥やしています。争いも絶えません。本当に人間は汚い、そう思います。

でも俺はこんな腐った世の中でも、大好きな友人達、親、支えてくれている人たちみんなのおかげで生きていけます。
そして自分も大好きな人たちの支えになりたいんです。

たとえ裏切られたしても、強く

そう見方を変えてみると、結構捨てたモンじゃないんですよね。この世の中は。

俺には今はなにもすることができないけど、いつか何かできるかもしれない。何かをしたい。

欺瞞かもしれませんが、これが俺のアイデンティティです。

「ふと周りを見てみると、自分を信じているやつら。信じるのはいいが、それをいちいち人に語ることによって確認している。結局何も信じて無いやないか」

ガガガの歌詞です。コザックがこう語りかけてきます。でも弱い俺はまたつらいときがきたらここを読んで、また自分の思いを確認したいと思います。

だらだらになってしまった。カンタンに言えば友達みんなが大好きだってことなんですがね。圧倒的に男友達が多いんで気持ち悪がられるかもw

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